合格者の声
卒業生の声を紹介
2004年 合格者の声
C・Mさん(頌栄女子学院)…早稲田(人間科学)
私は必死で勉強したと胸をはって言えるほど勉強をしたとは思えません…。しかし、最低限の努力で一年間やってこれたのは本当にケイメイのおかげだと思っています。現国は1月の終わりから2月の本番に急に問題が解けるようになりました。古文と漢文も、すごく勉強した、というわけでないのに、解けるようになっていました。やっぱりあのレジュメは宝ですね。それから、クラスの仲間と仲良くなれたことも私の宝です!
M・Dさん(東京女学館)…慶応(総合政策)(環境情報)・東京女子大(現代文化)他
私は高3から鶏鳴に入ったのですが、私の最初の頃の小論(作文)はひどいものでした。というのも私はもともと物事をあれこれ一人で悩んだり考えたりするのが癖で、その膨大な量の悩みを自分なりに理論化して、「人間は~な生き物だ!」とか、「好きという感情とは~」とか、「自己流」の法則のようなものをつくっていたのでした。それを鶏鳴でそのまま作文に書いたものだから、クラスの子には「ちょっとよく分からない…」と本気で困った顔をされるは、先生には一行書くごと「具体性がない」と言われ、「波線」(ダメな箇所に引かれる)をつけられるは、で大変でした。そこで中井先生は「君は自分の経験を全部書くんだ!」と言われ、夏休みをほとんどそれに使いました。結局原稿用紙で40枚近く「自分の経験」を書き、夏季講習最終日になってようやくよい評価をもらえました。
自分の経験を他人に分かるように書き、テキスト本文を正しく読解した上でそれを「一般化」する、そうすることでやっと「自分の経験」が整理され、その意味も分かり、筋の通った文章が書けるようになりました。そして、うだうだと悩み、途方に暮れることもなくなっていきました。すると驚くべきことに、その頃から他の受験勉強にも集中して取り組むことができるようになりました。つまり、問題意識がはっきりとしたおかげで、進路が明確になったのです。
F・Aさん(桐朋女子)…上智(神)・日本大(芸・放送)・学習院女子(日本文化)
鶏鳴の授業は最初は恐くて、授業のある火曜は朝からドキドキし、学校の時間中も気が気でなかったのですが、行ってしまうと友達や先生の話が楽しくて仕方なかった。鶏鳴に通ったことで、私の人生変わりそうです。ここで国語をやらずに先生方と出会ったなかったら、私はどうなっていたのですか、という位、大好きでした。友達も最高でした。はっきり意見を言えるみんなに憧れてました。本当に楽しかったです。鶏鳴で学べて良かった!!!! 先生方、本当にありがとうございました。感謝です、大好きです、これからも頑張って下さい、私も頑張ります。卒塾、寂しいです……
S・T君(明法)…青山学院(国際政治経済)・立教(法)(社会)・明治学院(国際)
浪人して鶏鳴に入り、高校三年間でいかに自分が何も「問題意識」がなかったかに気づかされました。親以外で私の「甘さ」を指摘してくれるのは中井先生がはじめてでしたし、クラスの友達から客観的な視点で意見を言われることもはじめての経験でした。今でもまだ甘いですが、鶏鳴に行かなかったら、大学に入ってからも気づかなかったかも知れません。また、大学に入ってから何を勉強するかを決めるキッカケにもなりました(国際政治学、その中でも特に国際法をやっていきたいと思います)。私は最初国語が苦手でしたが、鶏鳴で勉強していくうちに、文章を読む楽しさを知り、本番では得点を稼げる科目になりました(とくに立教の古文ではおもしろいくらい解けました)。鶏鳴で過ごした一年間は僕の財産です。ほんとうにありがとうございました。
Y・M君(獨協)…慶応(法)(商)・立教(経済)他
国語の力を伸ばすには、「量」ではなく「質」が大事だということを学びました。現役の時に現代文だけでも100題以上解いたし、古典単語を500個近くと、200ページはある古典文法の本をひたすら暗記したが成績が上がらず、正直国語の成績を上げるのは不可能なんだと思っていました。一方、鶏鳴で解いた問題は、レジュメを使って復習するだけだったが、問題文の奥で出題者が何を問うているのかということが分かってきました。実際、今年は偏差値が55から65に上がり、しかもそれが持続しました。
去年の春に入塾した時は、早く大学に入って遊ぶということばかり考えていましたが、今はとにかく本が読みたいという衝動にかられています。
M・Oさん(学芸大附)……京大(総合人間)・上智(国関法)
鶏鳴には、自分を支え、励ましてくれる先生や友人がいるんだという安心感があります。受験を前にすると、どうしても合格することが唯一の目的になりがちですが、いったい自分は大学に入って何をしたいのか、ということをじっくり考えることができました。鶏鳴で過ごした時間がなければ、本も読まなかっただろうし、自分のこと、さらに社会のことも考えることなどなかったと思います。
M・Eさん(晃華)……東京女子(文理)・聖心女子(文)
たった一年。週一回しか会わない友人たちなのに学校の友達のように仲良くなれました。学校の友達以上に悩みを相談し合えました。建前でなく本音で向き合える友達ができました。学校に行くより鶏鳴に行くことの方が楽しみでした。先生方も一人一人を大事にして下さって、「愛」を感じました(笑)。とても尊敬できる先生方です。生涯学習、大学に入ってからもがんばります!!
A・Nさん(跡見)……早稲田(商)・立教(経済)・青山(経営)他
初めは鶏鳴でこんな素晴らしい仲間達ができると思っていませんでした!鶏鳴では作文(小論文)の授業の中で、それぞれの人がどんな経験をしてきてどんなことを考えているのかが分かるので、そのおかげでみんなが仲良くなれたんだと思います。しかし、その分、私には皆にコンプレクス(?)みたいなものがあり、周りに比べて自分を恥ずかしく思っていました。けれどそんな気持ちがあったからこそ、逆に、毎回の予習としてのレジュメ作りにはげむようになりました。こんな風に刺激し合える仲間に出会えて本当に良かったです!!中井先生、松永先生、お世話になりました。
R・N君(戸山)……上智(文)・東京都立(文)・立命館(人文)
中井先生、現国・小論・その他本当にどうもありがとうございました。鶏鳴に入ったことは、本当に私の人生になくてはならないプロセスだった気がします。クラスのメンバーもやたらめったら仲が良くて楽しかったです。松永先生のおかげで古文漢文はマジ受験の強い味方になりました。ケイメイ式は英語にも応用できて、センター、上智はそれでかなりやれました。個人面談ではよく愚痴を聞いてもらい、最後の上智二次対策の面談はそのまま面接で役立ちました。本当に鶏鳴に入って良かったです。運命に感謝します。
Y・N君(筑波大附属駒場)……早稲田(理工)
私は理系だったが、高1から高3の最後まで鶏鳴に通った。理系科目は基本的に自分で家での学習が可能だったので、鶏鳴の予習復習だけやるということはそれほど負担にはならなかった。とくに作文(小論)の授業は、受験で使わなかったにも関わらず、自分の主観性に気づくことができ、自分を客観的に見ることができるようになったと思う。クラスは居心地がよく、鶏鳴は楽しかった。
K・A君(玉川学園高等部)……ICU(教養)
鶏鳴で学んだことで一番大きかったことは「書くこと」です。けいめいに入るまで、私は文章を書くのが好きな方だったので書くことは楽なことだと思っていました。けいめいに入ってからも、いい加減な根拠や文体で文章を書いて、中井先生によく怒られました。しかし、文章を書くということは「嫌な現実に入り込まなければならない」こと、とても辛いこと、それを教えられました。それまでの私は、自分の書きたいことを「面白おかしく」書き、自分のみじめな所や格好悪い所を避けて文章を書いていました。しかし、一度自分のイヤな所や惨めな所を書いてみると、出来上がった文章は、適当に書いた文章よりも実は面白く、自分のイヤな所について考えること自体が面白くなっていきました。しかし、この「面白い」というのは、決して楽だとか楽しいとか言う意味ではなくて、まだ何と表現するべきか分かりませんが、けいめいのおかげで文章を書くことが本当に好きになったことだけは確かです。将来、文章を書く仕事に就きたいと思えるようにさえなりました。
中井先生がよく「世界は『対』と『言い換え』でできている」と言いますが、それは本当です。本だけでなく、広告のキャッチコピーやマンガ、漫才、ドラマなどで対と言い換えを作ることによって、言葉の印象を強くしたり、笑いをとったりしています。だから、テレビや新聞を見るときに対と言い換えを意識すると、「ここが強調したいんだな」とか「ここで面白くしたいんだ」とかが分かって面白いです。いつでもどこでも鶏鳴式を!
S・Y君(海城)…東大(文Ⅰ)・慶応(経済)・早稲田(政経) 外部生講習受講者
鶏鳴で受講したのは夏季講習、冬季講習、直前対策ゼミの古漢文のみですが、東大の古典に対し、どのようにして取り組めば答案が書けるのか、設問ごとに具体的に学ぶことができた。短い間だったが、ケイメイ式にはとても感謝しているし、何から何まで至れり尽くせりだった。松永先生にはどんな感謝の言葉も「言はむかたなし」です。講習はむしろ楽しく、古文に伸び悩み悶々としていた私は、ケイメイに通って、実力が急激に伸びました。